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高島屋、あす4割増床オープン――改装ラッシュは来春、H2Oとの連携カギに。
今春に7万8000平方メートルに改装増床し、在阪百貨店トップクラスの売り場面積を持つことになる高島屋大阪店。ただ、1年後の11年春にはJフロントが大丸梅田・心斎橋の両店で計14万平方メートル、12年春にH2Oが15万平方メートル(阪急梅田と阪神梅田本店の合計)、14年春に近鉄百貨店が10万平方メートルと各社が高島屋を上回るのは必至の情勢だ。
もちろん売り場の広さだけで勝負は決まらない。優良顧客の厚み、低コスト、売り場効率の高さもカギを握る。
高島屋にとって、経営統合を目指すH2Oとの連携も重要な課題になる。H2Oは阪急百貨店梅田本店の建て替え1期棟で高級ブランドの壁を取り払い、狭くなった売り場を逆手に一覧しやすい売り場で富裕層の高額品需要をつかみつつある。阪神百貨店梅田本店は食品と雑貨の日常利用を打ち出し、1月まで2カ月連続の増収となった。
高島屋とH2Oは店舗改装について「互いに計画を描き終えており、連携策はあまりないだろう」と口をそろえる。統合協議入りから1年半近く。一部の衣料雑貨にとどまっている共同仕入れや販促の共通化、統合後の組織体系などは明確になっておらず、増床競争に対する両社の提携効果は未知数といえる。
(山根清志、武田敏英)













