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トーケン、建物「エコ化」商品拡販、屋上緑化材、東京に拠点――太陽光代理店増やす。

2010年02月27日 / 日本経済新聞 地方経済面 このエントリーをはてなブックマークに追加

「太陽光」代理店増やす

 小松精練のグループ会社で建設・不動産関連の事業を展開するトーケン(石川県小松市、根上健正社長)は、建物の「エコ化」につながる商品の販売網を拡充する。3月に東京事務所を開設し、関東で屋上緑化材の販売を本格化。地元の石川県では太陽光発電設備の販売代理店を増やす。環境関連商品の販売を新たな事業の柱とし、建設部門への依存度が高い収益体質を強化する。

 同社が扱う屋上緑化材は、小松精練が開発した吸水・保水性の高いセラミックス基盤に多肉植物のセダムを植栽した「グリーンビズG」。トーケンが販売から施工まで手がける。昨年5月に販売を始め、北国銀行の金沢市の事務センターやコマツ子会社のコマツ工機(小松市)、小松市の中学校などに納入。2010年2月期の販売額は3700万円を見込む。

 来期は関東で販売を本格化する。屋上緑化材の販売拠点となる東京事務所は、銀座の小松精練の事務所の一角に設ける。当初は大手ゼネコン出身者1人を配置し、将来的に3人に増やす計画。既に引き合いのある大手不動産会社のほか、官公庁や学校、医療機関などに売り込む。

 販売代理店の募集も始め、夏までに関東の4〜6社、関西と中京の各2社、北陸の3社で取り扱う体制を整える計画。今夏には建物の外壁にも使える「壁面緑化材」も売り出す。屋上・壁面を合わせ、11年2月期は緑化材で2億円の売り上げを目指す。

 一方、昨年7月に始めた太陽光発電設備の販売では、現在3社の販売代理店を来期中に8社まで増やす計画。石川県内での住宅向け太陽光発電設備の販売シェアを「現在の11%から30%に高める」(根上社長)のが目標だ。10年2月期は5000万〜6000万円を見込む売上高を11年2月期に2億円に引き上げる。屋上緑化材と太陽光発電設備のセット販売にも力を入れる。

 トーケンは「建設業(の受注動向)だけに左右されない収益構造を目指す」(根上社長)として賃貸マンションの販売などに力を入れており、屋上緑化材などのエコ商品販売業への参入もその一環。「これまでは実績づくりが中心で、これから拡大期」と強調する。

 10年2月期の全体の売上高は前期比横ばいの50億円を見込む。来期の売上高は57億円まで伸ばす計画だ。

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