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三和HD、中国現地企業を開拓、シャッター24時間メンテ、営業地域拡大。

2010年02月03日 / 日経産業新聞 このエントリーをはてなブックマークに追加

3年後売上高8倍目指す

 三和ホールディングス(HD)は中国での事業規模を拡大する。中国の鉄鋼大手、宝鋼集団と合弁で設立した宝産三和(上海市)が二十四時間体制でシャッターのメンテナンスを請け負える体制を整え、営業地域も順次広げる。将来的には新工場の建設も視野に入れる。2009年は15億円程度の宝産三和の売上高を、3年後に120億〜130億円に引き上げる。

 宝産三和は上海周辺を中心に営業活動を手がけており、従来の顧客は日系企業や宝鋼集団の傘下企業が中心だった。今後は現地企業の工場などにシャッターを売り込む。上海以外の沿岸部の主要都市でも順次、営業拠点を新設する方針だ。

 「シャッターが動かない」といったトラブルにも二十四時間体制で対応できるようにする。現地のスタッフを日本に呼び寄せて研修を実施するのと同時に、日本から技術者を送り込んで指導。シャッターを改修するノウハウなどを教える。夜間も稼働する工場などに販売後のサービスの充実をアピールし、顧客の囲い込みにつなげる。

 11年3月期以降に、宝産三和が2カ所目の工場を新設することも検討する。立地は調整中だが、広東省など華南エリアを選ぶ可能性が高いという。最終的には宝鋼集団の生産体制なども考慮して判断する。

 宝産三和は06年の設立で、三和HDと宝鋼集団がそれぞれ50%を出資している。現在は上海市内に工場を持つ。

 三和HDの09年4〜12月期の連結業績は売上高が前年同期比21%減の1588億円、営業利益が74%減の5億7800万円。企業による設備投資が冷え込んでいるため、日米欧とも事業環境は厳しい。内需の成長が見込める中国やベトナムで事業を拡大し、成長戦略の柱と位置付ける。

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