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バーミヤン全店改装、すかいらーく、3年で――高級感で「ガスト」と差異化。
すかいらーくは2014年までの3年間で「バーミヤン」の全店を改装する。1店当たりの改装費用を従来より5割増やし、喫煙席も減らして高級感を打ち出す。カジュアルな雰囲気の従来型店舗では「ガスト」など自社のチェーン店や他社の競合店との差異化が難しいと判断した。中華料理店としての特性を訴求することで来店客数の増加につなげる。
先行事例として昨年12月、鶴ケ島店(埼玉県川越市)を改装した。内装の色合いは、これまでの白やクリーム色を基調とした明るめの配色から、茶色など落ち着きのある色に変更。ドリンクバーでは従来より整頓されたレイアウトを導入し、客席の半分を占めていた喫煙席は5分の1に減らした。
外観も焦げ茶など濃い色を採用。道路に面する場所には売り出し中のメニューや価格を訴求する大型看板を設置した。この看板の広告効果などで来店客数を5%増やせるとみている。
同社は新たに親会社となった米ベインキャピタルと策定した経営計画で、12年12月期の全社の改装費用を約50億円と、11年12月期の22億円に対し2倍以上に増やす方針を打ち出した。バーミヤンは12年中に100店を改装し、3年で全店の改装を終える見通しだ。
バーミヤンは1986年に1号店を開業。90年代後半には株式公開も果たしたが、後にすかいらーくに合併された。2011年末の店舗数は345店と06年末の726店に比べ半分以下に減っている。
不振の最大の要因はガストと用途の違いを打ち出せず、自社競合したこととされる。このため昨夏にメニューを刷新。ギョーザの品質を高めるなどファミリーレストランよりも中華料理店らしさを強調したのが奏功し、既存店売上高は11年12月まで7カ月連続で前年同月を上回っている。外観や内装も改めることで、業績回復に勢いをつけたい考えだ。














