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韓国の建築・建材市場 最新レポート【田 采輝氏】

第6回「住まい手が中心の"2段階"スマートホーム事業推進」

2008年12月27日 このエントリーをはてなブックマークに追加

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韓国では最近、IT技術の急速な発達と超高速網を通じるインターネット普及に従い、住宅を初め企業や公共機関の業務施設までホームオートメーションやビルオートメーションが増えつつある。特に家庭内部に構築されたネットワーク環境とデジタル電子機器の普及の影響で、ホームネットワーク産業と関連市場に対する関心が高くなっている。

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このような状況のなか、既存住宅600万世代を対象とする大規模「スマートホーム」 事業が推進される。韓国の関係機関及び業界によると、政府が準備している「2段階スマートホーム発展戦略推進(案)」によれば、既存のマンションと住宅を対象に、▽エネルギー削減のできる 「グリーンホーム」事業 ▽ホームネットワーキング及びホームオートメーションなどデジタル技術とコンテンツを融合して生活環境の質を高めることができる 「スマートホーム」事業、以上の2事業を推進する方針を固めたという。

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このプロジェクトの推進のため、知識経済省は来年から 5ヶ年計画として 2段階スマートホーム事業に備えて関係専門家など、およそ60人の「スマートホーム育成戦略委員会」を構成している。

同委員会側は「ホームネットワーク産業が今、市場参入期を通過したと判断し、これからは事業拡張と活性化に重点を置きながら、2段階の事業計画案を準備している」と述べた。既に「第1段階では新築住宅 100万世代が主な対象だったことに比べ、第2段階では既存住宅 600万世代を対象に、スマートホームと省エネルギー・グリーンホームを目指すことを主な目標として取り組んでいる」と明らかにした。さらに同省は、第2段階でスマートホームが家電・通信・エネルギーなどの関連技術とサービスを一緒にして提供できる総合マスタープランも検討していく方針だ。

第1段階では主に、建設と家電・ホームネットワーク業社など供給者中心に進んできたが、第2段階では、実際の住み手の立場や要求を取り入れたスマートホームサービスができるよう「需要者」中心に対応し、第1段階とは全く違った観点から進めていく方針である。既に政府は 2004年から今年まで中央政府と地方自治体予算を含め、総額6000余億ウォンの予算を投入して第 1段階スマートホーム構築事業を推進してきた。最近は第 1段階の事業に対する総合評価を行ってもいる。

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ちなみにホームネットワーク産業協会によると、全世界スマートホーム市場は 2003年 612億ドル、2007年 2679億ドルと推移してきた。来る 2012年は 3791億ドルとまで予想しており、年平均成長率が 22.4%に達する見込みだ。

このため同省は、第 2段階計画(案)を専門家や関連団体などの意見や反応を踏まえ早急に定め、来年から 5ヶ年間にかけて段階的に推進する予定だ。

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田采輝(韓国・仁済大学工学部建築学科教授・工学博士)

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田 采輝氏 プロフィール

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韓国釜山生まれ。東京大学工学部建築学科博士課程(工学博士)。
東京大学及び米国ワシントン州立大学訪問教授。釜山アジア大会組織委員会委員、釜山市及び慶尚南道諮問委員会委員、社団法人釜山国際建築文化祭組織委員など歴任。現在、韓国・仁済大学工学部建築学科教授。
Email:archjon@inje.ac.kr

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